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東京最後の秘境青ヶ島へ、ひんぎゃの塩の製造現場を訪ねて

それは年の瀬も迫ったある日。

青ヶ島で作る「ひんぎゃの塩」の取材のスケジュールを調整してくれていた平澤から数枚の資料を渡されました。

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ひんぎゃの塩は、自遊人オーガニック・エキスプレスでも扱っている美味しい塩です

「これ、青ヶ島の取材予定です。
東京から直接島に渡る方法はないので、まずは八丈島に行ってから、ヘリか船に乗り換えるんです」

青ヶ島は、伊豆七島の中でも南の方にある小さな島。
南の方というよりも、有人島としては伊豆七島の最南端にあたります。

「それで帰りは翌日なんですけど、ヘリの予約がとれなかったんで船で八丈島まで戻ってください」

平澤から渡された、青ヶ島へのアクセス方法を読んでみます。

「ヘリも船も一日一便なんだねぇ。ふーん……え!?ねえ、ここ、船の説明に、"天候不良等による欠航もあり、就航率は50~60%"って書いてあるんだけど!?」

一瞬、行動が止まる平澤。ばつの悪そうな顔をして

「そんなこと書いてあるんですか~」

しれっと言い放ちますが、それでは当日に帰れるかどうか、半々じゃないですか。

「帰ってこれなかったらどうするの? 翌々日も取材の予定入ってたよね」

「一応、ヘリのキャンセル待ちの予約は取ってありますので」

「ヘリ9人乗りって書いてあるよ。カメラマンさんと二人分もキャンセル出る?
出なかったら船ってことでしょ。冬って天候荒れたりすること多いんじゃないの?」

すでに頭の中では、むくむくと太平洋の空に黒雲が広がっている私。でも平澤は

「天気になること、全力で祈ります」

と、にっこりきっぱり。

そんな平澤に押し切られた形で、なんだか不安を抱えつつの取材スタートとなりました。

さて当日。

羽田空港でカメラマンのT氏と合流して、まずは八丈島へ渡るのですが、その飛行機の中で今回の旅の打合せをします。

「……それで帰りに八丈島まで帰る船の就航率が、50%~60%らしいんですよ」

「それって確率半々ってこと?」

「まぁそんな感じですねぇ」

「確かさ、翌々日って、一緒に山形の取材だよね」

「うん。だから移動の予備日を1日とってあるんですよ。ほら、確率が半々てことは、明日と明後日、2日あればどちらかの日は運行するってことじゃないですか」

確率50%がそんな単純なものじゃないってことは重々承知しながら、とりあえず言い切ってみます。

「んー。まぁ、何とかなるでしょう。俺、晴れ男だし」

重要な撮影では何故か雨が降らないというジンクスを持つT氏、少々のことでは動じません。

でも実は、その確率を4割にでも3割にでも下げかねないのが、社内で「嵐を呼ぶ女」として知られているワタクシ。
過去の取材や旅行では、暴風雨、台風、大雪の日に何故かどんぴしゃり。

「……ええ、そうですね。Tさん晴れ男だし」

こっそりと不安を胸に秘めながら、我々を乗せた飛行機は八丈島へと向かいました。

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青ヶ島に着く前に、こんなに長い記事になってしまいました。
旅はまだ始まったばかりですが、続きはまた後日……。

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一応、青ヶ島の写真だけアップ。

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